埼玉県環境科学国際センター機関リポジトリ(個別情報)
■ ID 759
■ 種類 学会発表
■ タイトル
High heat flow anomaly on the seaward slope of the Japan Trench
■ 著者 山野誠  M. Yamano  東京大学地震研究所
濱元栄起  H. Hamamoto  埼玉県環境科学国際センター
川田佳史  Y. Kawada  (独)海洋研究開発機構
正木由香  Y. Masaki  高知大学大学院
R. Labani  R. Labani  インド地質研究所
   
   
   
   
   
   
■ 出版元
■ 出版年 2009
■ 誌名・巻・号・年 International Workshop on "Implications for the structure and evolution of oceanic plate and underlying mantle",30 November, 2009
■ 抄録・要旨 日本海溝には年齢が100myを超える古い太平洋プレートが沈み込んでいるが、このプレートは、単純に古くて冷たいのではないことが最近明らかになってきた。そこで太平洋プレートの温度構造が異常である原因を明らかにするために、日本海溝周辺の広い範囲で熱流量測定を実施した。この結果、海溝海側斜面の上部からアウターライズにかけて、高熱流量と標準的な熱流量とが入りまじっており、高い値は100mW/m2以上に達することがわかった。  太平洋プレートは、関東地震を引き起こするプレートのひとつであり、地震の発生に大きな影響を及ぼす温度構造を明らかにすることは、その発生過程を知るためにも重要である。
■ キーワード 日本海溝、太平洋プレート、地震、温度構造、高熱流量

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